日本人の4人に1人は脂肪肝になっていると言われています。
不規則な生活、運動不足、食生活の乱れが主な原因です。一見、軽い症状と見られがちなのですが、ほっておくと慢性的な肝炎になったりして大変なことになります。午後になると、だるくなって、働けない状態になったりします。はっきり言って、この状態になると地獄です。
私自身が実践してみて、ある程度効果が出てきたので、脂肪肝にならない、あるいは健康診断で判定されたら克服する方法を書きます。
目次
通勤の帰りに、1時間歩く
なぜ、ウォーキングか?
ウォーキングはもっともオススメな有酸素運動です。
早歩きで歩くと、以外にも自転車よりも消費カロリーが多かったりします。1時間で約300キロカロリーは消費できます。
さらにウォーキングはよいことづくめです。1日1万歩を歩くと、認知症、ガン、脳血管の病気など様々な病気を予防できると言われています。1時間歩くと1万歩は軽く達成できます。
なぜ、帰りに歩くのがよいのか?
通勤の行きと帰りではなく、帰りにまとめて歩くというのがポイントです。有酸素運動は長時間実施すると脂肪を燃焼しやすいからです。
例えば、行きに30分、帰りに30分ですと、体がちょうど暖まった頃に有酸素運動終了となってしまいます。1時間まとめて歩くと、有酸素運動の効果の高い時間が長くとれます。
また、結果的に夕ご飯前に運動をすることになるのでダイエットに効果的です。空腹時は糖分が不足している状態になっているので、代わりにエネルギー源として脂肪が消費されるのです。
無理なく続ける方法
たとえば、会社から約5、6km離れた駅まで歩くようにします。
ウォーキングであれば、ヘッドフォンで英会話などを聞きながら歩くことも可能なので、勉強もできて一石二鳥です。自転車だと、ヘッドフォンで音楽を聴くのは安全の面から問題になります。
帰ったら気持ち良くお風呂にも入れます。
雨が降っていたり、天気が悪い日は無理に続けなくてよいでしょう。
食事は全体的に量を減らす
肝臓によい食べ物、よくない食べ物などよくありますが、出回っている情報はまちまちというのが実際のところです。これはたくさん摂って、これは一切摂らないとか、極端なことはしないほうがよいです。食べ物はバランスよく摂って、全体的に量を減らす、というのが一番よいです。
炭水化物ダイエットとかも、全く摂らないとか極端なことをするのはよした方がよいです。あれで亡くなった方もいます。
サプリメントに頼るのもやめましょう。肝臓にはウコンがいいと言われますが、脂肪肝には逆効果という情報もあります。鉄の過剰摂取になって酸化し、肝炎を引き起こす可能性があるからです。
十分な睡眠を取る
睡眠もとても重要です。睡眠を取ることで肝臓へのストレスを減らすことができます。
よく、10時から2時までが成長ホルモンが活性化するので、睡眠のゴールデンタイムと言われますが、実現が難しければ、0時に寝ると決めるのがよいと思います。
6時間は確実に睡眠を取るようにしたほうがいいでしょう。ちなみに6時間以上の睡眠が大事なことはホリエモンもよく言っています。
お昼休みも、スマホをいじったり、ネットを観たりするのではなく、お昼寝するように徹底したほうがよいです。肝臓だけでなく、目や脳を休めることができます。
食事・運動・睡眠を書き留める
以上のような食事・運動・睡眠を毎日、手帳や日記に書き留める習慣をつけるとよいです。書くという行為で、体が覚えて習慣化するからです。バランスのよい生活をしているか、自分でも見直すことができます。
この類の記録をスマホで取るのはオススメしません。やはり、書くという行為に特別な効力があります。
まとめ
規則正しい生活と運動を心がけて、脂肪肝を予防・克服しましょう!
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