靴をいつまでも綺麗に保つには、定期的に靴磨きをする必要があります。手入れをしている靴としていない靴は見た目ですぐ分かります。
また、例え安い靴でも手入れをすることで一見、高価そうな靴に見せることもできます。
一方で靴磨きは面倒な作業だという印象もあると思います。また、間違った手入れの仕方をしてしまうと、靴を痛めてしまうことにもなりかねません。
ここでは、慣れれば3分間でもできる靴磨きの方法を説明したいと思います。対象としては1万円程度の安い革靴をさっとメンテする、という前提をおきたいと思います。
目次
シューキーパーは必ず使う
靴磨きをするときも、普段靴をしまっておくときもシューキーパーは必須になります。
かといって、どんなシューキーパーを買っていいか、分からないかもしれません。シューキーパーもピンからキリまであって、高いものでは1万円以上もしてしまいます。
一番のオススメはABCマートのシューキーパーです。約2500円ほどで買うことができます。
このシューキーパーのよいところは、足の甲の部分も広げてくれる構造になっていることと、紐がついていて取り出しやすいことです。
また、シューキーパーはサイズ違いで不満が起きることが多い製品です。ABCマートの実店舗にも置いてある製品ですので、実物を見て確かめてみるとよいでしょう。この製品の強みは実物を確認できるところにもあります。
馬毛ブラシで埃を払う
まず、馬毛ブラシを使って、靴の表面についている埃を払ってください。埃がついたままでクリームをつけてしまうと、よくありません。
この靴ブラシは埃を払う専用にして、クリームをつけるのはやめておきましょう。
ペネトレイトブラシでクリームをつける
次にペネトレイトブラシを使います。
布でクリームをつけるやり方もあるのですが、ペネトレイトブラシを使ったほうが手の届きにくい場所までまんべんなくクリームを塗ることができます。
このブラシには靴クリームをつけるので、気をつけないと周囲が汚れてしまいます。私は100円ショップにちょうどよいケースが売っていましたので、普段はこちらに入れています。
ブラシの先っぽにちょんちょんとクリームをつけます。つっつくくらいの感覚がちょうどよいです。
あとは円を描くようにして、靴クリームを塗っていきます。
靴クリームは下記のメーカーのものが有名です。
時間があったらやっておいたほうがいいこと
本当は靴紐をほどいてクリームを塗ったほうがよいです。
また、靴クリームを塗る前にステインリムーバーを使って、汚れや古いクリームも取り除くとクリームの栄養をしみわたらせることができます。
ただ、これをやっていると時間がかかるために、普段の作業からは除外としました。
靴を磨く
クリームを塗り終わったら、次はクロスで靴を磨きます。この工程で靴に光沢が出てきます。
グローブクロスを使うと作業がしやすいです。
(余談)液体クリームは使ってはいけない
すぐに思いつく靴磨きの方法として、よく売っているコロンバスの液体クリームを使うというのがあるのですが、こちらは常用してはいけません。
最初のうちは綺麗な仕上がりになるのですが、上塗りし続けると膜ができてヒビ割れが発生してしまうからです。
フォローしておくと、液体クリームは靴にキズがついてしまったときにポイントで使うには便利な商品です。コロンブスも他のメーカーのOEMだったりするので、悪いメーカーではありません。
また、靴屋さんに聞いたところ、もしもスポンジと一体型になっているクリームを使いたい場合は、こちらの製品ならば成分が同じなので使ってもよいそうです。
今度、試してまたレポートしたいと思います。
まとめ
靴磨きの方法を簡単に紹介しました。ペネトレイトブラシとクロスは使うと特に違いが出てきます。ぜひ参考にしてください。
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