マーティンが4000kmの自転車の旅をするというので観ました。
ドイツのマーティンといえば、タイムトライアル・スペシャリストのトニー・マルティンです。この人が日本を旅してたのかと思って楽しみにしてたら全然違いました(笑)
勘違いしてたものの、2013年の放送当時は見ていなかったので遅ればせながら楽しめました。
ダブルフロントライト
旅の始まりは、青山で自転車を購入するはずが青森と勘違いして、中村輪業という自転車屋で中古の自転車を購入します。どうみても中古なのですが、素で「新品だよ」と言われます(笑)。
中古の自転車は、前にライトが二つついているので、ダブルフロントライトと名付けられます。
このダブルフロントライトは、見てて懐かしさを覚えます。トップチューブにレバー式のギアがついていて、子供のころにこんな自転車が流行っていた気がします。今思うと、レバー式のギアの何がカッコよかったのか、よくわかりませんが。
こんな自転車で4,000km走ったというのは、驚異的と思います。制限時間はあるもののパリ・ブレスト・パリという長距離最高峰のサイクルイベントでも1,200kmです。やはり、豪脚の方は自転車は選ばないのかもしれません。
番組の様子が結婚式のビデオで
今回はスペシャルだったので自転車の旅がメインではなく、マーティンの結婚式がメインのようでした。ロシア人のガールフレンドと遠距離恋愛を実らせて結婚したとのこと。
なにしろ、結婚式ではじめて相手の両親と会うというのでびっくりです。自立しているというか、日本人とは少し感覚が違うのかもしれません。
結婚式は、二人の思い出のバーレストランで催されました。そこで、サプライズで番組の様子がビデオで流されます。旅の途中、ホテルのカウンターまで自転車を持ってって、ポカーンとされているシーンなど映し出されて、笑いあり、涙ありの内容でした。
まあ、ここまでの自転車の旅を大人になってからするというのは、一般的な社会人だと考えられないと思います。こんな人生も自分にはできないけど幸せだろうなーと思いながら観てました。
次回はネコバスでドイツから日本へ
今度はワズという、ごついロシアの軍用車両で、陸路でドイツから日本まで来るそうです。軍用車両ですが、ネコバスみたいな、ポケモンみたいな、かわいい塗装をしてました。
この人はいったい何で稼いで生活してるんだろう?というのが頭をよぎりましたが、破天荒な旅になりそうで楽しめそうです。期待しています!
スーパーカブの旅が物足りなく感じた
続いて、アメリカ人の青年、ネイサンがホンダのスーパーカブで日本を大冒険する、というのをやっていましたが、正直なところ、マーティンに比べると真面目すぎて物足りなく感じました。
ただ、道中の宿泊でカウチサーフィンを使っていて調べて勉強になりました。今見ると、Airbnbじゃん!って思っちゃいますが、こんなのが10年以上も前からあったとは。
大きな違いは、カウチサーフィンはお金を取りませんが、Airbnbは金を取ります。カウチサーフィンは泊めてあげる人とのコミュニケーションが求められますが、Airbnbはプライベートが確保されています。
既存のものをちょっとずらすだけで、ここまで流行っちゃうんですね。カウチサーフィンみたいな下地があったからこそ、Airbnbがここまで広まったのかもしれません。
まとめ
勘違いで観てしまった番組でしたが、予想外に楽しめました。外国人の方は、我々一般人とかけ離れた人生を送っていて、自分がこうだったらなぁと想像すると面白いです。
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