前回の記事で見た目革靴のスニーカー、テクシーリュクスを紹介しました。
テクシーリュクスは普段使い用として買っています。なぜ普段使い用と大事なとき用を分けるかというと、以前高い革靴を満員電車の中でハイヒールでスクラッチされた苦い経験があるからです。
それでは、テクシーリュクスがどのくらい高級革靴の代用となりうるのか、比較してみることにしました。
比較対象は最近購入した大事なとき用のスコッチグレインです。新品どうしで比較してみます。
上から見た比較
まず、アッパー部分です。左がスコッチグレインで右がテクシーリュクス。
デザインはちょっとテクシーリュクスはのっぺりとしているというか、面長に見えてしまう印象です。私はスコッチグレインの洗練されたデザインの方が好きですね。ただ、スーツで隠れると、ほとんどわからないかもしれません。
横から見た比較
横から見た画像です。スコッチグレインはソールの曲線が特徴的なのですが、テクシーリュクスはやはりコストの削減のためか、シンプルな形になっています。
スコッチグレインは裏側のブラウンの革がいかにもハンドメイドな感じがしてかっこいいです。
後ろから見た比較
ヒール部分の比較です。これが一番、違いが分かる部分です。スコッチグレインの形状美と艶が美しいですね。
対して、テクシーリュクスは機能重視のためヒールのクッション部分が目立ちます。また、靴底が高いのが一目瞭然です。
革の質感
革の素材感は意外とテクシーリュクスが善戦している気がします。
写真で見るとあまり違いはありません。ただ、スコッチグレインの名誉のために申し上げると、生で見ると写真より違いは分かる印象でした。
周りの人に聞いてみた結果
全然、靴に興味のなさそうな人にどちらが3万円のスコッチグレインでどちらが6000円のテクシーリュクスか、聞いてみました。
まず、どの人にも「3万円の靴なんか履いているの?」と言われます。履いている人は10万円以上する靴を履いているんですけどね。スコッチグレインはまだ良心的な価格の方です。
ヒアリングの結果、驚くべきことに3人ともテクシーリュクスの方が高級なの?と言ってきました。
まあ、靴に気を使わない人には違いは分からない、ということなのでしょう。
使い込んでいくと、違いが大きく出てくる可能性はあります。
まとめ
意外とテクシーリュクスが善戦している、という結果になりましたので、普段使いはテクシーリュクスで大事なときにスコッチグレイン、という作戦はうまくいきそうです。やはり、テクシーリュクスはワンランク上のグレードで色はブラックにしたほうがよさそうです。高級革靴と善戦するなら値段の価値ありですよ。
コメント