Apple Watchを使うと、Apple PayでSUICAを使うことができ、改札もスイスイ通れるので便利です。
さらにJRなどの定期券も購入することができるのですが、もしもApple Watchが壊れたときはどうなるのだろうか、と不安がよぎります。
まだ、試していないのですが、Apple Watchが壊れた場合にモバイルSUICAの定期券を使えるようにする方法を調べたのでまとめます。
前提
Apple Watchは壊れてしまって一切操作できない、通信もできないものと仮定します。
こんなときにApple Watchの中に入っている定期券をどうやって復旧させるか、という話になります。
また、Apple Pay機能つきのiPhoneを持っていることが前提です。つまり、iPhone7以降はOKですが、iPhone SEなどはダメです。
Appley Pay機能つきのiPhoneがない場合は、壊れたApple Watchが修理されるまで定期券が使えなくなってしまうので、定期券をApple Watchに入れるのはオススメできません。
概要
主な手順は下記の2つとなります。
- 端末(Apple Watch)に紐付けたモバイルSUICAを解除して、サーバーへ退避させる。
- 再びモバイルSUICAを端末(iPhone)に紐づける。
サーバーへ退避させる
モバイルSUICAの情報をサーバーへ退避させる方法は2つあります。
一つ目の方法は、モバイルSUICAアプリでログインし、『再発行登録』を実施します。これで紐付けが解除されます。これが一番、簡単な方法です。
もしも、モバイルSUICAのアカウントを作っていなかった場合は、2つ目の方法であるiCloudを使った手順を実施します。iCloudにログインして、設定でApple Watchを選択し、Apple Payに登録したカードを削除します。
あるいは、どうせApple Watchがまるごと交換になるかもしれないので、ペアリングごと削除しても構いません。
これらの手順を実施すると、SUICAの情報がサーバーへ退避されます。
詳しくは下記に記載されています。
モバイルSUICAをiPhoneへ登録する
上記を実施してから、15分後以上経った後に実施します。
Apple Pay機能つきのiPhoneでWalletアプリを起動し、右上の+をクリックします。すると、SUICAという項目が現れるのでこれを選ぶと、カードの追加画面で退避させたSUICAが出てくるはずなので、選択します。
これでApple Watchで登録されていたSUICAがiPhoneへ移行できるはずです。
詳しくは下記に記載されています。
Apple Watchが通信はできる場合はもっと簡単
もしも、Apple Watchが通信できる状態の場合は手順はもっと簡単です。
iPhoneのWatchアプリからSUICAを選ぶと、『カードを転送:iPhone』というメニューが現れるので、これを選ぶだけで移行することができます。
まずはこの手順を試してみてもいいかもしれません。
まとめ
Apple Watchで定期券を使っていて壊れた時に、復旧する方法をまとめました。
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