結婚式は基本的には花嫁のためのものであり、お色直しに夢を持っていらっしゃる方もいると思います。実際に、すばらしい体験になるのかもしれません。
ただし、もしも考えがあって、あえてお色直しをしない、という花嫁の方がいらしたら、私はこの選択はとても賢いと思います。
そんな話も含めて、お色直しをあえてしない、という選択肢を説明したいと思います。
お色直しが一番、費用がかかる
こちらの記事で、最初の見積もりよりだいたい100万くらい高くなることを説明しました。
多くを占めているのが、お色直しが考慮されていない点です。お色直しを入れると、もろもろの費用がついてきて、だいたい、40万〜80万上乗せされます。
招待客は、ウェディング・ドレスや白無垢を見たかったりする
こんな見方もあります。
招待客の観点で見ると、ウェディング・ドレスや白無垢を着ている時間はとても短く感じるのです。挙式のときは、そんなにジロジロ見ていられませんから、披露宴で少し時間が経って、あれ、もう着替えちゃうの?という印象さえ覚えたりします。
カラードレスや色打掛姿も素敵ですが、やはりウェディング・ドレスや白無垢の方が特別な衣装でしょう。その姿でずっといるというのは、ある種こだわりが感じられてよいと思います。
お色直しをしないからといって、ケチってるとか感じる人は少ないのではないでしょうか。むしろ、そういう了見の人は呼ばなければいいですし。
招待客と長い時間過ごせる
お色直しをすると、着替えに時間がかかります。やはり、主役が長い時間不在になってしまうと、披露宴はどことなくさみしいものです。
その点、お色直しをしなければ、長い時間、招待客と過ごすことができます。その意味では、お客さんのことを第一に考えた選択肢であるとも言えます。
トイレタイムも工夫次第
お色直しは自然に退出できるので、トイレタイムという重要な意味もあったりします。お色直しをなくしてしまうと、トイレにいけなくなってしまうのでは、という心配も出るかもしれません。
ただ、これも工夫次第だと思います。
司会の人と相談して、ちょっとした催し物があるから準備してくる、とか、写真を撮ってくるとか言ってもらえばいいのではないでしょうか。
トイレタイムを理由に、お色直しにこだわる必要がないと思います。
まとめ
お色直しはしても正解だし、しなくても正解だと思います。しないのも、賢い判断であると思います。あまり通例がどうこうとは考えずに、自分たちの判断で本当に必要か決めるといいでしょう。
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