以前の記事で、amazon.co.jpのAmazonプライムフォトの話をしました。
使っている方は分かるとおもいますが、この機能はAmazon Cloud Driveの一部として提供されています。
実は、Amazon Cloud Driveはアメリカ版の方がメリットが大きい部分もあります。ということで、今回はアメリカ版のAmazon Cloud Driveを紹介したいと思います。
ビデオやドキュメントも容量無制限!
AmazonプライムフォトはAmazonプライム会員になることで写真を無制限に保存できますが、アメリカのAmazon Cloud Driveは年額59.99ドルでビデオやドキュメントを含めて無制限に保存ができます。
表にまとめると、こんな感じです。
日本版(amazon.co.jp) | アメリカ版(amazon.com) | |
容量が無制限になる条件 | amazon.co.jpのプライム会員になる。 | 年額59.99ドルを支払う。 |
容量無制限の対象 | 写真のみ | 写真、ビデオ、ドキュメントなどすべてのデータ |
将来の値上げが心配になってますが、これはかなりお得です。
アップロードしたビデオがストリーム再生できる
アップロードしたビデオがMP4であれば、ブラウザ上でビデオをストリーム再生できてしまいます。
これはとても便利です。自分の親に子供の様子を観せるなど、今まで埋もれていたビデオを活用する機会は増えそうですね。
他のコーデックは、いけるものといけないものがあります。また、サイズが大きすぎると、ストリーム再生できないことがあるようです。たとえば、私の環境では1GBのビデオはストリーム再生できませんでした。
また、ブラウザにも相性があって、Amazon Cloud DriveはChromeと相性がよいようです。
日本版のAmazon Cloud Driveは不要?
これだけお得なら、日本版のAmazon Cloud Driveは不要なのでは?という疑問も出てきます。
残念ながら、現時点ではそう言いきれないところがあります。
iOSのAmazon Photoアプリの自動バックアップ機能は超便利ですが、2016年2月時点で仕向けを日本とアメリカで切り替える機能を持っていません。
iOSの設定自体を英語にすれば切り替わる、という話もありますが、Amazonのお買い物アプリの方も連動してしまったり、不都合があります。
現状は、写真の保存は日本版で、ビデオや他のデータの保存はアメリカ版のAmazon Cloud Driveを使う、というのが無難な使い方でしょう。
まとめ
ビデオのバックアップに困っている場合は、アメリカ版Amazon Cloud Driveがオススメです。こちらに保存して、気軽に昔のビデオを閲覧してみてはいかがでしょうか。
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